初めてのリフォーム をうまく行うためのポイント
初めてのリフォーム をする人は何をどのようにするか理解してから担当と話をしましょう。
初めてのリフォーム をする場合、初めてだからと言ってなんでも受け身で構えていてはいけません。
リフォームをしようと決めて、いきなり業者探しをすると、自分自身は『リフォームをする』という事以外、頭の中になく、右も左もわからない状態で、なんとなくリフォーム会社担当者の話を聞くことになります。
そしてなんとなく予定が決まるのですが、リフォーム会社の都合でいつ工事になるかわかりません。
業を煮やして電話かけると「もうそろそろしますので」「手配してますので」という返事ばかりで、1ヶ月、2ヶ月と経っていきます。
次第にリフォーム熱が低くなった時に突然電話がかかってきて、「明日から工事します」などと連絡が来ることがあります。
こちらの予定はお構いなく話がきて、正直遅くて苛立っていたところで、いきなり工事になるので、リフォーム会社への不信感は募っていきます。
募った不信感のまま工事に入りますので、見に行くたびに工事のアラばかり目に行きます。
話で言ってた内容と違うのではないか、本当にこの配置だったか、間違ったものを発注されてないか、大工の態度がわるい、などなどだんだん気になってきます。
これもリフォーム会社への不信から発することですが、根本的な原因はじつは底ではありません。
根本的な原因は、自分がどのようにリフォームが進むか理解できていないからです。
車で運転する時に知ってる道を走ると好きな速度で、そして次々とどうすればいいかわかりますから、快適に走れます。
ですが、知らない道だったらどうでしょう。
ナビを見ながら、「このままで大丈夫かな」と思いながら走ります。
速度も普段と違い、ナビの案内の後にハンドルを切って走り、到着したときには、疲労困憊になっているでしょう。
一般的なリフォームの手順を理解して、自分でどのように進んでいるか、どういう風に進めるように相談しながらリフォームをしていけるよう、知識と理解を深めましょう。
初めてのリフォームで安心できる業者を選ぶときのポイントを知りたい方は、こちらをご覧ください。
- 初めてのリフォームでの一般的なリフォームの手順
- 1: 初めてのリフォームでは今の家の状態の確認と何をしたいのか決めましょう
- 2:理想のリフォームを元に、情報収集をしましょう
- 3: リフォームの資金計画を考えましょう
- 4:工事をしてくれる会社を探しましょう
- 5:施工会社候補に、現地調査・見積もりをしてもらいましょう
- 6:リフォームプランを決めて契約をしましょう
- 7:リフォームの工事の前には、近所への挨拶を忘れずに
- 8:工事中のスケジュールと資材の置き場所を確認しましょう
- 9:リフォーム完成のお引渡しをきっちり受けて、不備がアレばすぐに連絡しましょう
- 初めてのリフォームをする人がリフォーム担当者と対等に向かうあうためのポイント
初めてのリフォーム での一般的なリフォームの手順
1: 初めてのリフォーム では今の家の状態の確認と何をしたいのか決めましょう
事前の準備が非常に大切です。
まずは、どのように家をリフォームしたいかというイメージを固めましょう。
そのイメージは、家をどのように変えて快適な生活を送りたいかという希望です。
その際は、実現性や可能性など考えず、希望をすべて並べましょう。
例えば、今住んでいる家を見渡してみましょう。
家全体をリフォームすると考えると、非常に大きく感じますが、箇所ごとに区分けをします。
・キッチン
・浴室
・脱衣場
・トイレ
・玄関
・リビング
・寝室
・子供部屋
それらを1枚づつ紙に書いて、どのようにしたいかをリストアップしていきましょう。
キッチンなら、アイランド型にしたい、壁付がいい、IHコンロがいい、人工大理石がいい、センサー蛇口がいい、換気扇は洗いたくない、食洗機が欲しい、などあります。
浴室なら、足が伸ばせるほうがいい、ずっと冷めない方が良い、打たせ湯が欲しい、テレビが見たい、などいろいろ思いつくでしょう。
部屋も、家族みんなが寝転がれるようにしたいとか、キッチンとひとつづきがいいとか、ロボット掃除機が動けるようにしたいとかなどあります。
子供部屋も子供の成長に合わせて変更できるようにするのが、今のブームだそうです。
いろんな希望を紙にかいて、理想の生活や理想のライフスタイルのイメージをはっきりさせていきましょう。
自分の希望を形作る事で、次に続く施工事例を見ながら現実に近づける為のイメージがしやすくなります。
初めに「理想の型を決めておく」事は大変重要です。
もし、家を建てる時に作った見取り図がありましたら、用意しておきましょう。
リフォームの時に、見取り図があるのと無いのとでは、予算の正確性も工事の早もまるで違います。
2:理想のリフォームを元に、情報収集をしましょう
最初に考えた『理想のリフォームの希望』を元に、自分たちの目で実際に確認しましょう。
理想と現実を突き合わせて、今の不満点や不便な点などを言葉にしましょう。
そして、その問題の深刻度合いを元に、優先度を付けて下さい。
今すぐ全部リフォームできなくても、お金が確保できたら行う順番をつけたり、短期間に故障などで生活に支障が出そうなものを優先できたりと、客観的に家の状況を考えることができます。
問題が明確化したら、ネットで検索をしましょう。
いろんなリフォーム会社や住宅設備機器メーカーが商品の説明や施工事例を紹介してくれています。
1つ2つではなく、これは飽きるまで見ましょう。
自分が住んでいる地域に限らず、いろんな地域の会社の事例を見ることで、自分自身のリフォームに対する眼を肥やして下さい。
このリフォームの眼が肥えているかどうかで、リフォームが始まった時の工事中の問題点をすぐに見つけて、指摘や相談がしやすくなります。
そして、事例を知ることを踏まえて、自分の中に明確なイメージを持ちやすくなり、話をする時にリフォーム会社の担当者に物怖じせずに話をすることが出来るようになります。
3: リフォームの資金計画を考えましょう
どこをどのようにリフォームするか決めたら、次には、リフォームの資金計画を考えましょう。
この金額についても、多くのリフォーム会社の施工事例などに記載されていますのでそれが参考になります。
ただ、施工事例の住まいは、事例としての見栄えを良くするために、大きな設備だったり広い家だったりするため、金額が高くなっていることがあります。
その為完全にその金額であるということはない、とおもって予算を立てて下さい。
金額を調べる目安は、以下のとおりです。
・総金額10=素材費3+工事費4+会社の利益3
です。
会社によっては、工事費が3で、利益が4になってる場合があります。
新聞折込のチラシなどで、商品代と参考工事費がありますので、それの1.5倍の範囲内がリフォーム代の合計と考えて下さい。
基本的には安くありません。
ただ、ここを安く予定を組むと、リフォーム会社と金額で揉めることになります。
リフォーム会社と揉めると、施工する職人さんへの報酬が下がり、結果として手抜き工事の原因になります。
金額が多すぎるのは困りますが、ここで最大限払える金額を決めておきましょう。
その金額は交渉の時にリフォーム会社の担当者に言う必要はありません。
自分の心のなかに秘めておいて、見積もりを持ってきた時に比べてみましょう。
もし高すぎる場合、わざと金額を増やしている可能性もありますので、割引交渉もできます。
逆に少なすぎる場合には、こちらから増額提案をして担当者の心をこちらに向ける材料にもなります。
リフォームの予算は、全てを、自分で持っている必要はありません。
多くの場合は、一括払いもしくは工事の進捗に合わせて2~3回分割払いになりますが(100万を超えると分割払いになる所が多いです。)
金銭的な負担を軽くするため、いくつかの方法があります。
・クレジット会社のリフォームローン
・金融機関のリフォームローン
・地方自治体のリフォーム給付金
大きめのリフォーム会社の場合、クレジット会社のリフォームローンが使えることが多いです。あと、特定の住宅設備機器メーカーはキャンペーンとして独自のクレジット会社を使って無金利ローンを行っている場合があります。
金融機関のリフォームローンについては、家のローンの時にお世話になった金融機関に相談してみましょう。
地方自治体のリフォーム給付金は、省エネや耐震リフォームなど条件に合うリフォームを行うと、住んでいる地方自治体から一部の補助金がでます。
おもに手続きはリフォーム会社からおこないますので、これも覚えておきましょう。
このように、支払いがどのくらいなのか理解した上で、負担を軽くする方法を覚えておくことで、自分のリフォーム計画がスムーズに進められるようになります。
お金のことは大事なのでしっかり、押さえておきましょう。
4:工事をしてくれる会社を探しましょう
自分の希望、予算の範囲を決めましたら、次に工事をしてくれる会社を探しましょう。
住まいの工事は、以下のようなタイプの会社があります。
・ハウスメーカー
・リフォーム会社
・大工、工務店
これらは会社の規模が違います。
・ハウスメーカー:全国規模で営業、ほぼ全ての工事を受注可能、値段高
・リフォーム会社:地方を中心に営業、専門分野はあるがほぼすべての工事可能、値段中
・大工、工務店:一地域を中心に営業、専門分野があり、できない工事がある、値段低
もし、すでにする工事が決まっているなら、その工事の専門会社、大工、工務店に頼むがいいでしょう。
ですが、工事が広範囲に渡る、何箇所もある場合は、どこの工事を重点的にするかによって、リフォーム会社かハウスメーカーを選択肢て下さい。
リフォーム会社はその成り立ちから、専門性が高い工事は数多くの施工数を行っており安定して工事を行うことができます。専門の部分ではない工事は外部から職人を雇ってその職人に全てを任せています。
ハウスメーカーは職人を抱えておらず、施工管理も工事も外部の会社に任せることが多いです。ですが、その数が多いので、平均的に安定した工事を行うことができます。
見積もりを取る時は、今回はどの工事をするか、どのくらいの工事をするか決めてから会社を決めましょう。
例えばトイレだけのリフォームでハウスメーカーを選ぶのは損です。
その際は地域の工務店で内装リフォームが得意な会社を探して工事してもらいましょう。
ただ、家の内装全体のリフォームで地域の工務店に頼むと、工事ができない箇所が出てきます。
その際は、リフォーム会社もしくはハウスメーカーのリフォームがふさわしいです。
見積もりは2~3社頼みましょうといいますが、その会社選びの際はこのような基準を元に選びましょう。
見当違いの会社を2~3社選んでも、最適な見積もり・プランは出てきません。
5:施工会社候補に、現地調査・見積もりをしてもらいましょう
正確なリフォーム費用を知るには、施工会社による現地調査が必要です。
よく、チラシだけ見て概算見積もりをもらおうという人がいます。
正直、現地調査なしの概算見積もりなんてできません。
住んでいる住まいが、全て状況が違うからです。
ですから、現地調査もせずに概算見積もりを持ってくる会社は最初からその金額で工事をする気がなく、後で工事内容が変わっていないのに追加工事といって水増ししてきますので、契約をしてはいけません。
現地調査は、工事をする上での基本情報を集める大切な作業です。
現地調査なくして、しっかりとしたリフォームはありません。
何年、何十年も住む家ですので、見積もりを行う段階から、しっかりと家の事を見てくれる施工会社を探しましょう。
施工会社を決める上で以下の事が参考になります。
・施工会社のWEBサイト
・施工会社で工事した知り合いの感想
・自分の住んでいる地域で知り合いの大工さんや職人さん
WEBサイトはその会社のアピールポイントや強みがわかります。
不得意なことはわざわざ書かず、得意なことを強調して書きますので、その会社の特徴がわかりやすいです。
施工会社で工事した知り合いの感想は、実際に工事の時にどういう対応をされたかがわかります。
同じ会社でも担当者によって対応が変わることがしばしばありますが、いい評判をいい担当者を覚えておけば、問題があった時にその担当者に変えてくれと交渉することもできます。
自分の工事を担当者一人だけの案件にさせず、会社全体で面倒を見させるというような方向に持っていくことが出来るようになります。
自分の住んでる地域で知り合いの大工さんや職人さんに聞くというのは、建築の業界ではお互いに仕事を融通し合う傾向が強まっているからです。
全ては、全国的な職人不足で、きっちり施工できる職人は引く手あまたで、ジリジリと人件費も上昇傾向にあります。
その中で、評判の悪い会社は、人件費を削り、管理コストを削り、少しでも納品品質を落として施工をしようとします。
工事をする大工さんや職人さんには、そういう業者の仕事はしたくないので、噂に敏感です。
ぜひ、話を聞いて、参考にしましょう。
以上のことを踏まえて、施工会社を探し、見積もりを立ててもらいましょう。
6:リフォームプランを決めて契約をしましょう
ここまでで、もう施工予定会社数社との現地調査含めて、リフォームプランも出揃いました。
同じ工事に複数のプランがあると思います。
それに対して、どれを契約するかはあなた次第です。
そのプランの見方でどれがベストという事はありません。
家から近い会社だから選ぶ人がいます。
値段が安いから選ぶ人がいます。
いい仕事には十分な報酬を払いたいから高いのを選ぶ人がいます。
担当者から誠意を感じるから、契約する人がします。
何を基準にするかは、あなたの価値観次第です。
自分にとっての価値観に合う会社をえらび、契約書にサインを書きましょう。
基本的に、契約書を書いて、初回入金があってから、工事はスタートします。
此処から先は、もう後戻りはできないんだと認識して、リフォームに向かって下さい。
7:リフォームの工事の前には、近所への挨拶を忘れずに
リフォーム工事が始まると、周りに騒音や廃材がでて、多くの車が出入りします。
最近では、リフォームは契約後すぐに行われることはありません。
多くの場合、資材の準備まで1ヶ月かかり職人の予定が決まるまで同じく1ヶ月以上かかります。
リフォームが決まって着工の最短が契約した月の翌月なのです。
更に、職人不足は拍車がかかってますので、2ヶ月以上待つということも珍しくありません。
リフォーム前の挨拶は、
・契約締結、初回入金後
・工事1週間前
の2回行いましょう。
契約締結、初回入金後の挨拶は自分でタイミングが図れるので、すんなり行うことができます。
ですが、2回めの工事は、リフォーム担当者からの返事を待つことになります。
問題は、この2回めの挨拶です。
多くの人は2回めの挨拶を忘れて、近所とトラブルに成ることが多いです。
ほとんどの人は、リフォームは契約されたらすぐに始まるものと思ってます。
でも、現実は全く違います。
多くの会社は順番待ちをしてもらいながら、リフォームの工事を行っています。
常に、次の仕事を準備しながら日常の仕事をしているのです。
リフォームするための材料も、メーカーは注文を受けてから作ります。
そういうタイムラグが、あるので、工事開始まで1~2ヶ月後になるのです。
これが災害の後だと、半年~1年あとに工事という場合もあります。
例えば2018年に関西を襲った大型台風の場合、関西で10万件近くの被害が出て、数多くの住まいが1年近く工事を待つことになりました。
その間に、内装の工事は進んだのですが、担当者が屋根や外壁などの外装の工事にかかりきりになり、担当と連絡がつきにくくなったお客さんが多くいます。
こういう自体を防ぐ為に、担当者との連絡と合わせて、会社にも連絡して、いつ頃に工事ができるのかこまめに確認しましょう。
頻度は週1回程度がいいです。
毎日してもなにも変わりません。
ですが、毎週決まった曜日に連絡する事で、担当者及び会社の社員に覚えてもらえるようになり、準備がきまったらすぐに連絡がきやすくなります。
このように行うことで、2回めの近所への挨拶ができるようになり、リフォームによる近所トラブルを防ぐことに繋がります。
8:工事中のスケジュールと資材の置き場所を確認しましょう
工事が始まりましたら、工事スケジュールと資材置き場を確認しましょう。
工事のスケジュールは、ほとんどの場合、そのとおりに進みません。
予定通り工事をしようとしたら、最初の目論見と違う事も多くあります。
家を建てた時の見取り図がない場合は、手探りの工事になるため、さらにスケジュールの変更が行われ、さらに追加予算の請求もありえます。
そういうイレギュラーはつきものだと思いながら、工事のスケジュールを確認しておいて下さい。
進捗が遅い場合、本来想定していない問題が起きているはずです。
その問題が施主として解決できることであれば、解決してあげて下さい。
問題解決は早ければ早いほどいいです。
リフォーム会社の担当者は、自分の責任にされるのが嫌なので、問題が起きても「大丈夫です」としかいいません。
大丈夫じゃないのに大丈夫といって問題を大きくします。
多くのリフォーム会社の担当者は、こういう問題解決能力は高くありません。
なので、ぜひ、担当者と一緒になってスケジュールをこなしていくという感覚を忘れないで下さい。
合わせて、資材置き場を確認して下さい。
リフォームには十分なスペースが必要です。
そのスペースはリフォーム会社では確保できません。
施主の責任として、作業のしやすいスペース確保も忘れないで下さい。
9:リフォーム完成のお引渡しをきっちり受けて、不備がアレばすぐに連絡しましょう
リフォーム完成後は、リフォーム会社担当者から、完成確認があります。
どこを、どのようにリフォームして、そしてどのように変わったか、など細かく説明を受けます。
人によっては、実際に触ってもらってちゃんとリフォームできていることを確認してもらいます。
リフォームは高い買い物です。
ですから、工事をするリフォーム会社も、丁寧に納品・引き渡しをしたいです。
それが出来るかどうかは、施工の仕上がりと、施主との信頼関係に関わってきます。
お互いの信頼があって、施工から完成まであります。
その信頼関係の継続が、例えば、完成後実際に使ってみてわかった不備の対応にも現れます。
信頼関係が構築できていないと、不備の対応が後回しにされます。
信頼関係があるということは、リフォーム会社にとっては、次もリフォームしてくれるお客さんもしくはリフォームする人を紹介してくれるお客さんとして優先度が高くなるからです。
こういう点でも、信頼関係に基づく納品とアフターサービスを受けれるよう心がけましょう。
初めてのリフォーム をする人がリフォーム担当者と対等に向かうあうためのポイント
以上までで、リフォームをするための9つのポイントを紹介してきました。
・初めてのリフォームでは今の家の状態の確認と何をしたいのか決めましょう
・理想のリフォームを元に、情報収集をしましょう
・リフォームの資金計画を考えましょう
・工事をしてくれる会社を探しましょう
・施工会社候補に、現地調査・見積もりをしてもらいましょう
・リフォームプランを決めて契約をしましょう
・リフォームの工事の前には、近所への挨拶を忘れずに
・工事中のスケジュールと資材の置き場所を確認しましょう
・リフォーム完成のお引渡しをきっちり受けて、不備がアレばすぐに連絡しましょう
これらは一見多く見えますが、リフォームでトラブルを起こさない為の非常に大事なポイントです。
このポイントを予めおさえて、リフォームに望めば、望み通りのリフォームができますし、トラブルも未然に防ぐことができます。
この内容は、専門知識が不要で、誰でもインターネット上での情報強化が容易な内容ばかりです。
そして、リフォームは、完全に任せるものではなく、こちらからの希望や意志、そして、リフォーム会社の担当者との人間関係の構築や連絡を積極的にとり行くことなど、他の商品ではすることのない行動を多くすることになります。
同じ高額商材の車だったら、こんなにも細かく提案しなくていいですし、いつ納品かなど細かく言う必要も無いでしょう。
車を販売する業者は、すでに決まっているサイズの車に対して、決まっている部分の希望を反映するから選択肢が少ないのです。
もしくはすでにある車を販売するため、客の住まいに合わせて微調整など無いのです。
さらに、納品はコンピュータのリスト化と自動レスポンスが予定が来たお客さんには連絡をして下さいと毎日のタスク管理でアナウンスが来ます。
リフォーム会社の多くは、そういう自動化がされておらず、ほとんどがリフォーム担当者による目視確認です。
一部の会社で、一部の自動化がすすんでますが、多くの担当者は数十件のリフォームを同時進行させており、それを紙や表計算ソフトで管理しているだけです。
自動告知昨日なんてありませんし、工事の進捗も職人さんからの電話だけが頼りです。
現場に行く頻度も落ちがちになるので、工事中の不手際も見つけにくいのが現状です。
結果としてミスをしない職人さんに多くの仕事があつまり、ミスする職人さんに仕事が回ってきません。
リフォーム会社はミスをしない職人さんに任せたいので、工事のスタートが遅くなります。
ただ、意思の疎通をとったり、頻繁に工事をみる事ができれば、ミスをする職人もミスをせずに工事を行うことができます。
ミスをしがちだと言われただけで、腕が確かな職人さんがほとんどです。
リフォームを成功へと導くには、リフォーム会社の担当者に全部任せるのではなく、担当者と二人三脚でリフォームをすすめていくという姿勢が必要になります。
その対等に二人三脚を進めていくためにも、お客のほうでリフォームがどのように行われていくのかという知識と認識が必要です。
皆さんの快適なリフォームになるよう、ぜひ、一つ知識と認識を深めてみてはどうでしょうか。
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