バスルームリフォーム で失敗しない為のポイント

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バスルームリフォーム とは

バスルームリフォーム は、主に古いタイル張りの浴室などからユニット構成のシステムバスに変えるリフォームです。

バスルームのリフォームに関しては、このような事がリフォームの動機になってるようです。

・壁が割れた(意外と多いです)
・お風呂が寒い(もしくは、冷たい)
・湯船が冷たい
・すぐにお湯が冷える
・浴槽をまたげなくなった
・温かいままの残り湯で洗濯したい

お風呂のリフォームは、過去の場合、中古の一軒家やマンションを購入した時に行われる場合が多かったです。
ですが、高齢を迎えるに、足が上がらないとか、滑りやすいなどの問題がおこりはじめてきました。

お風呂場で骨折などの大怪我をして、そのまま寝たきりになる高齢者が非常に多いです。
合わせて、浴槽が深いため、風呂に入りながら眠ってしまい、溺れてしまうということも多くあります。

新たしいシステムバスは、それらの事故を起こしにくいデザインや構造になっているため、引き合いが多いリフォームであります。

健康上の問題や、安全上の問題で、システムバスを求める人が多いのです。
ただ、動機が「不安」「怖い」が先行されてしますため、実際にリフォームを行うと、リフォーム会社の担当者ペースに進む事が多くあります。

せっかくのリフォームなので、自分の思う希望に合わせて、リフォームしたいですよね。

そこで、今回は、バスルームのリフォームを、快適にトラブルなく進めるには、どのようなことを知って、どのように向き合うかをご紹介します。

なお、リフォームそのものにつきましては、こちらのページをご覧いただくと、失敗のないリフォームに望めます。
初めてのリフォーム をうまく行うためのポイント

ぜひ、これからのポイントをしっかり、考えてみましょう。

・バスルームのタイプは何があるか

バスルームリフォーム ってどんなもの?

バスルームのタイプは、主に以下のようなタイプがあります。

・戸建て向けシステムバス
・マンション住宅向けシステムバス

現在の主流は、システムバスですので、従来の作り付けの浴室は省きます。
日本に置いては、浴室の空間があり、そこに合うようなシステムバスを埋め込むという方が、機能的に優れているからです。

人によっては「作り付けの総檜造りの風呂が良い」という人もいます。

ですが、それは全ての家で再現できるわけではないので、一般的ではありません。
ただ、メーカー側も、浴槽だけの提供というものもしております。
どうしてもシステムバスが没個性的で嫌だと言う場合、検討の一部に加えても良いのではないでしょうか。

浴室のタイプについては、メーカーなどのサイトを見ても参考になります。
参考:TOTOの浴室:TOTO

・バスルームの値段はいくらか

システムバスの多くは、2つの価格帯で展開しています。

・普及型システムバス:約70万円~
・ハイモデル型システムバス:約150万円~

メーカーによっては、ハイモデル型以上の「最上級モデル(フラグシップモデル)」と銘を打ち、約300万円以上のものも展開されています。

大体、そのくらいの金額だと思っていれば良いのですが、実際にリフォーム会社などに依頼した場合、その金額よりも安くなります。
例えばこのような感じです。

・普及型システムバス:40~70万円
・ハイモデル型システムバス:80~120万円
・最上級モデル:200万円~

メーカー希望小売価格と比べて価格は安くなります。
それはリフォーム会社に対して、ある程度安い金額で卸されていて、それに対しての利幅設定が、メーカー希望小売価格と比べて低いからです。

費用の項目でも改めて説明をしますが、この本体価格に工事費が乗ると、大体メーカー希望小売価格と同じぐらいになります。

システムバスに関しては、これが絶対的な価格だと思わないことをおすすめします。
リフォーム会社の多くが「システムバス+洗面台+トイレ(+ガス給湯器)」などの水回り3点セットもしくは4点セットで提案をしてくるからです。

そうなると、システムバスの値段は更に安くなります。
ただ、他の商品の価格や洗面脱衣場やトイレなどのリフォームも加わりますので、値段が高くなります。

このような所まで想定しておくと、自分は浴室だけの価格を考えるべきか、もしくはもっと広く考えるべきかという参考になるのでおすすめです。

・システムバスはどんな機能があるのか

最新のシステムバスは、設備や機能にあふれています。

・浴室が冷たくならない
・浴室の壁や床に水滴がとどまらない
・お湯に手を入れなくても、浴槽のお湯が抜ける(ボタン操作)
・何時間放置しても温度が2~3度しか変わらない
・進化した節水、節電
・人間の体に合わせた浴槽構造
・マッサージ水流

これらの機能のすべてがついているわけではありませんが、多くが普及型でも装備されております。
マンションの狭い浴室スペースでも、構造的に足をしっかり伸ばして入れる浴槽を入れる事も可能です。
今までよりも広くなったという声もよく聞きました。

旧式ではある程度の隣の部屋との空間をとらないといけない場合もありました。
新型のシステムバスでは、断熱や防音性能が高まり、かなり薄くすることが出来るようになり、かなり広々と使うことが出来るようになりました。

新型のシステムバスはどんどん新しい機能が追加されていっています。

・最新バスルームはこんなにも快適

上記では、機能の話をしましたが、その機能を踏まえ、どういう風に快適になったかを紹介します。

これは、実際にリフォームをされた人達の生の感想を集めました。
新型のシステムバスにリフォームすれば、誰でも体験できます。

新型のシステムバスは浴室内の壁や床が汚れにくいです。

これは、実際にお風呂に入りながら体験している人が多く、水滴や石鹸がつきにくい為、水垢にもなりずらいです。
結果として、カビにもなりにくく、雑菌の繁殖も構造上押さえられて、浴室の異臭がしなくなったという声をよく聞きました。

新しいシステムバスは、何時間たってもお湯が冷めません。

厳密には冷めないわけではないです。
ですが、2時間前にお風呂を入れたのにまだ温かい、ということをよく聞きました。
メーカーのサイトを見ても、浴槽の断熱・保温構造の結果、4時間たっても2.5度しか下がっていないということを書いてあります。

これは、家族でお風呂に入る時、慌てて次々と入れなくても、再加熱しなくても落ち着いて入れる事を意味します。
家族は20時頃にお風呂に入って、22時に遅く仕事から帰ってきたお父さんが入ろうとしても2度も冷めていないのです。

温度が安定しているということは快適な時間が継続できるということを意味します。
合わせて朝になっても30℃を切ってない計算なのでそのまま残り湯を使った洗濯にも使えます。
お湯で洗濯すると、汚れの落ちも格段に違います。

あとは、オプションではありますが、マッサージ水流や、シャワーノズルからの打たせ湯など、リラックス出来る機能も充実しています。

これらの機能については、リフォーム会社に設置可能かどうかを確認する必要があります。
予算やタイプによってできない場合もあります。

ただ、最新のシステムバスは、その機能や特徴から、健康的で衛生的、そして省エネで快適なバスタイムを過ごすことが出来る仕組みが多く備えられています。

新しいシステムバスに変えることで

・家事の負担軽減
・時間の短縮
・今まで以上の快適な入浴環境

が得られる事ができます。

浴室環境だけではなく、多くの家事仕事にまでその快適さが広がるのが、最新のシステムバスの機能なのです。

バスルームリフォーム 前に知っておくべきこと

バスルームリフォーム の相談

バスルームのリフォームを決断した時に、何も考えずに、すぐにリフォーム会社に連絡しても、自分の希望に沿ったリフォームになるとは限りません。

それは、自分の意見がない場合、リフォーム会社の提案を鵜呑みにしてしまうからです。
それが運良く自分の希望に沿ったものなら良いですが、多くの場合は、後で「こんな予定ではなかった」と思うようになることが多いです。

満足のできるバスルームのリフォームを行うためには、依頼するお客側にも、一定の知識と認識が必要です。

予め、このリフォームがどのようなものなのかということを知っておいて、トラブルや後悔を未然に防ぎましょう。

・ バスルームリフォーム の費用はいくらか

前の項目では、バスルームの価格についてこのように書きました。

・普及型システムバス:40~70万円
・ハイモデル型システムバス:80~120万円
・最上級モデル:200万円~

前項でも触れたとおり、これがそのままバスルームのリフォームの費用とはなりまえん。
実際にかかる費用は、このように計算されます。

バスルーム商品代+工事費用+リフォーム会社の利益

新聞の折込チラシなどで記載されている商品価格は、「商品代+利益」です。
これに工事や諸経費がのってきます。

諸経費に関しては、バスルームの広さによって変わりますが、大体このように考えておけば、予算を超えることはありません。

バスルームの商品代✕2.5=リフォーム総費用

100万なら250万のつもりで用意しておけば緊急の特別な追加工事があってもこれを超えることはありません。

バスルームの場合、湿気や水漏れ、シロアリなどで、バスルームの部分の木組み構造が腐ってることがあります。
外からの見積もりではわからず、一部の専門技術を持ってる会社もしくは非破壊検査ができる会社でしか、事前にわかりません。

バスルームのリフォームの場合、ユニットバスだからどこも同じなので、よく安さを基準にリフォームする、という人が見受けられます。
それが、鉄骨構造で水や湿気などでダメージを受けていない構造ならば問題ありません。

ですが、多くの日本のすまいは、木造です。

マンションの内部構造も木組みで作られています。
その為、10年以上リフォームせずに使ってきたバスルームは、木組みの腐食は想定に入れておく必要があるのです。

これがわかっていないと、リフォーム会社から、追加費用を要求されて、問題になります。

『なぜ、先に見積もりに入れてくれなかったんだ』

こういう手のトラブルは後を絶ちません。
お客側が、バスルームには現在、そういう見えないわかることができないリスクが有り、それを踏まえて費用を考えるということが必要なのです。

・バスルームはどんな風にリフォームするのか

最新のシステムバスは、ただ単にお風呂に入るだけではありません。

衛生的であるとか保温性が高いとか、基本的な機能の他に、いろんなオプション機能があります。

・マッサージ機能
・美容機能
・浴室洗濯乾燥
・浴室内テレビ設置
・音楽等音響設備(浴室外からWi-Fiでデータを送って流す)
・リラクゼーション性の高い照明設備
・プッシュ式水栓
・介護用安全設備

これらを、予算と自分の家の浴室スペースの範囲内で設置をしていくと快適になります。

基本的には、今のシステムバスは、過去のユニットバスと比べて、遥かに機能が充実してます。
標準装備ですでにこれらが、どのメーカーにも搭載されています。

・浴槽保温
・浴室保温
・水滴残りにくい
・カビ、雑菌の繁殖を抑える
・鏡に水垢がつかない

このような事を踏まえ、『自分自身、バスルームでどのような時間を過ごしたいか』という事を念頭に、オプションを付けていきましょう。

スペースと予算に限りがなければ、どんだけでもオプションは付けれます。
ですが、ほとんどの人はそういうわけには行かないでしょう。

一番ぜいたくな浴室にリフォームすると、500万あっても足りません。

いろんな希望や制限がありますが、どのようなリフォームにするかというイメージを作ることは、リフォーム会社の担当者と話し合いに臨む時に、非常に重要になりますので、イメージをきっちりと固めましょう。

・どのような手順でリフォームがされるのか

多くのリフォーム会社のサイトで、リフォームの手順というのが載ってます。

例:リフォームの流れ|リフォーム専門店 Do!のリフォー

このようなサイトの多くは、同じようなプロセスをたどってます。
そんなにも難しいものではありません。

・リフォーム会社に問い合わせ
・担当者の訪問と現地調査
・リフォーム担当者からプランと見積もりの提出
・契約
・プランを元に詳細な工事内容の打ち合わせ(契約予算内で)
・手付金入金確認(全額、半額、1/3額)
・リフォーム工事開始(工事中の進捗に合わせて、手付金1/3額の場合、追加入金あり)
・工事完成
・担当者による引き渡し確認
・お客に不満や問題がなければ、残金を入金
・会社によっては、アフターフォロー

これらを、メモしておき、終わったら消し込むという感じで管理すると、漏れがないでしょう。
実際、このような流れでリフォームがされていきます。

リフォームをする流れを知っておくと、次に何をするという事がわかっているので、リフォーム会社の担当者が頼りなくても、こちらからリードして向かうことができます。

問題のないバスルームリフォームを行うには、相手がどのように事を進めてくるかを言うことを、予め知っておくと、余裕をもって対応できます。

リフォーム会社の担当者とどのように対応すればいいか

以上の事を踏まえて、リフォームにのぞむ時は、どのようにしていきたいかを明確にしましょう。

リフォームでは、お客と対応するのは、リフォーム会社の担当者です。
そして、リフォーム会社の担当者にも、色んな人がいます。

・こちらの希望を上回る人
・こちらと一緒に考えてくれる人
・情報と沢山出してくれる人
・会社の都合を優先して来る人
・何も言わない人
・希望を全部否定する人

そのうち、どんな人と当たるかわかりません。

ですが、どんな人とあたっても、自分で話し合いをコントロールできれば、問題ありません。

いい人とはそのまま、話を続ければいいです。
良くない人とは、契約せずにそのまま打ち切ってきまえばいいです。

そのためにも、自分の中に基準を作ることが大事です。
先に説明しました、

・バスルームのタイプ
・バスルームの値段
・バスルームの機能
・最新のバスルームがどれだけ便利か

などリフォームしたいと思うバスルームへの知識を深めて、

・バスルームの費用をいくらにするか
・自分がどんな風にリフォームしたいか
・どんな手順でリフォームが行われるか

など、自分で先読みして、行動できるようにしましょう。

そのように、事前に、知識的にも行動的にも、準備をすることによって、トラブルの無いバスルームのリフォームに望むことができます。

多くの人達は、ささいなリフォームでもトラブルを起こされ、大変な思いをしています。

自分が快適になるためのリフォームで、なぜ不便を抱えてしまわないといけないのでしょうか。
自分の利便性を高めるために依頼をしたのに、なぜ不便にさせられてしまわないといけないのでしょうか。

リフォームは高い買い物です。
ですが、非常にトラブルが多く起こってしまう事が多くあります。

リフォーム会社では、『トラブルは必ず起こるもの。それを話し合いで収束させる事が、出来る社員として評価される』ということがあります。

リフォームのトラブルは確かに起こりますが、トラブルが起こることを前提に話をされたのでは、お客としてたまったものではありません。
最善は、トラブルを起こさないことです。

ですが、リフォーム会社の多くがトラブルを起こさない事に軸足を置かない以上、お客側がトラブルを起こさない先回りをする必要があります。

自分自身の大切なお金を使うことです。
ぜひ、以上のことを認識としてもって、トラブルの種を事前に潰していき、満足の行くリフォームをおこなって下さい。

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