ガーデンのリフォーム で失敗しないポイント
ガーデンのリフォームとは
ガーデンのリフォームを考える機会は、人によって様々です。
- 直したい
- きれいにしたい
- 車を使わなくなったので庭として活用したい
- 庭の様式を変えたい
ですが、「ガーデン・庭を楽しく使いたい」という要望は、共通のことです。
今まで使っていたガーデン・庭の補修から、更に使い勝手が良くすることまで様々です。
家の拡張とも言えるガーデンのリフォームをするために、どのような事を知っておくか、そしてどのように対応していくか考えてみましょう。
リフォームそのものにつきましては、こちらのページをご覧いただくと、失敗のないリフォームに望めます。
初めてのリフォーム をうまく行うためのポイント
目次
ガーデンの工事のタイプは何があるか
このリフォームとはどういうタイプがあるでしょう
- 和風庭園を洋風庭園に変える
- 生えていた植物を撤去する
- 車を使わなくなったので駐車場から庭に変える
庭のリフォームとは「屋外スペースのリフォーム」ということが多いです。
広さは関係なく、京町家の坪庭のリフォームも例としてあります。
「敷地内にある屋外の空間づくり」これが、ガーデンのリフォームとして必要な考え方と言えます。
ガーデンの工事の値段はいくらか
工事は、実際いくらくらいの値段がかかるのでしょうか。
規模により、工事の価格帯が分かれます。
- 小規模工事:撤去して平面にする、水はけを良くする
- 中規模工事:屋根付きの駐車場から庭への工事、全面芝生化など
- 大規模工事:様式の変更、和風庭園から洋風庭園、その逆など
ガーデン・庭をどのくらい変えるかによって、どのくらいの人数が必要か、どのような機材が必要かが分かれます。
もちろん、大規模工事なればなるほど、人数も機材も多くなり、日数も長くなります。
必然的に、価格も高くなります。
屋外のリフォームは、普段の生活での利用時間が短いため、極力安く、極力簡単に済ませてしまう人が多いです。
ですが、いろんな天候にさらされ、屋内よりも早く劣化をしてしまうのが庭です。
せっかくきれいに仕上げても、その耐久性が悪いために、1ヶ月もしないうちにボロボロになってしまうということがよく見られます。
屋外の工事ですので、決して簡単に済ませないよう気をつけましょう。
価格帯的には以下のようになることが多いです。
- 小規模工事:100万円まで、数十万規模で収まることが多いです。
- 中規模工事:100万~300万まで、200万前後で収まる場合が多いです。
- 大規模工事:300万以上。
まずは、自分がどのくらい用意できるか、そしてどの様に変えたいかをはっきり決めてから、業者に連絡をしましょう。
工事にはどんな設備・様式があるのか
難しいことをタイトルにしていますが、ガーデン・庭の工事はどのような形になることが多いでしょう、という意味です。
ガーデンの工事はいろんなタイプがありますが、多くは以下の事が多かったです。
- 庭の整備、平地にする
- 駐車場の撤去
- 植物の撤去
- 池や山の撤去、設置
- 水たまりやくぼみをなくす
- ペットの遊び場にする
テレビなどの影響で、和風庭園を作る、イングリッシュガーデンを作る、という人もいますが、それはごく僅かです。
様式のある庭は、手入れが手間なので、すぐに飽きます。
結果として、以下のような自分が活用できるような庭にリフォームする人が増えています。
- テラスを延長する
- バーベキューができるよう、屋外キッチンや水場を設置する
- 孫のための遊び場を作る
実際の生活空間としての活用を求める事が多くなっています。
幾分、屋外ですので、天候に寄る劣化など気にしなければいけませんが、その点を理解すると、とても快適なリフォームに繋がります。
ガーデンのリフォーム前に知っておくべきこと
工事する前に、色々知っておくことがあります。
何も考えずに業者に丸投げだと、あとあと痛い目に合うことが多いです。
「こんなはずじゃなかった」
と後悔する前に、自分自身でイメージを明確にしておきましょう。
業者に依頼する前に、以下の点について考えておいてください。
- 費用はいくら掛かるのか、いくらまでだせるか
- どんな風にするかイメージを明確にしておく
- 実際に自分がしたい工事がどのような手順で行われるか
これらの事をはっきりさせておくことで、リフォーム業者の言われるまま、納得できない工事をすすめることはしないですみます。
大切な自分のガーデン・庭ですので、きっちりと考えて向かいましょう。
リフォームの費用はいくらか
まずは、自分がしたい工事がどのくらいのお金がかかるかを考えましょう。
前にも説明したとおり、規模が大きくなればなるほど、予算は多くかかります。
規模別で、以下の様になることをおさらいしましょう。
- 小規模工事:100万まで
- 中規模工事:100万から300万まで
- 大規模工事:300万以上
そして、多くの場合、工事費用は1回払、もしくは、2~3回払です。
ガーデン・庭などの工事は、大きなメーカーの製品を使うことが少なく、製品の支払いに合わせてローンを組むと言うことが難しいためです。
ある程度まとまったお金が先に必要である、と認識しておきましょう。
その上で、自分たちの希望と予算の限界値を決めて置くことは重要です。
こうすることで「リフォームの支払いで生活が苦しくなる」という事態を避けることが出来るようになります。
どんな風にガーデンをリフォームするのか
次にどの様にガーデンを工事・リフォームをしたいのか考えましょう。
出せる金額を先に決めておくと、リフォームする限界を決められます。
いざ庭の工事を考えると、際限なく要望を思いつきます。
色んな所を手直ししたく思え、工事が始まってからあれこれ希望を言う人も多いです。
手直しが多くなると、必然的に出費が多くなります。
それを無視して、リフォーム会社に無理を言って追加費用無しで工事をさせようとしてトラブルになる人も多くいます。
そのため、先にどこをどの様に工事をするか決めて、限界値を決めておきましょう。
それをもって、工事の話をすると正確な見積もりも立てやすいです。
さらに工事が始まったときも、トラブル無く工事を完了させることができます。
お客側がリード出来ることもかなり多くあります。
まず、どの様にガーデンをリフォームしたいか、予算内で収めながらはっきりと決めておきましょう。
どのような手順でガーデンのリフォームがされるのか
多くのリフォーム会社のサイトで、リフォームの手順というのが載ってます。
このようなサイトの多くは、同じようなプロセスをたどってます。
そんなにも難しいものではありません。
・リフォーム会社に問い合わせ
・担当者の訪問と現地調査
・リフォーム担当者からプランと見積もりの提出
・契約
・プランを元に詳細な工事内容の打ち合わせ(契約予算内で)
・手付金入金確認(全額、半額、1/3額)
・リフォーム工事開始(工事中の進捗に合わせて、手付金1/3額の場合、追加入金あり)
・工事完成
・担当者による引き渡し確認
・お客に不満や問題がなければ、残金を入金
・会社によっては、アフターフォロー
これらを、メモしておき、終わったら消し込むという感じで管理すると、漏れがないでしょう。
実際、このような流れでリフォームがされていきます。
リフォームをする流れを知っておくと、次に何をするという事がわかるようになります。
リフォーム会社の担当者が頼りなくても、こちらからリードして向かうことができます。
問題のないガーデンのリフォームを行うには、相手がどのように事を進めてくるかを言うことを、予め知っておくと、余裕をもって対応できます。
リフォーム会社の担当者とどのように対応すればいいか
リフォームにのぞむ時は、以上の事を踏まえて、どのようにしていきたいかを明確にしましょう。
実際にお客と対応するのは、リフォーム会社の担当者です。
そして、リフォーム会社の担当者にも、色んな人がいます。
・こちらの希望を上回る人
・こちらと一緒に考えてくれる人
・情報と沢山出してくれる人
・会社の都合を優先して来る人
・何も言わない人
・希望を全部否定する人
そのうち、どんな人と当たるかわかりません。
ですが、どんな人とあたっても、自分で話し合いをコントロールできれば、問題ありません。
いい人とはそのまま、話を続ければいいです。
良くない人とは、契約せずにそのまま打ち切ってきまえばいいです。
リフォームには自分の基準が大事です
そのためにも、自分の中に基準を作ることが大事です。
先に説明しました、
・ガーデンのタイプ
・値段
・特徴
・どんなタイプのガーデンが自分にとって快適か
など、リフォームしたいと思うガーデンへの知識を深めて、
・ガーデンの費用をいくらにするか
・自分がどんな風にリフォームしたいか
・どんな手順でリフォームが行われるか
など、自分で先読みして、行動できるようにしましょう。
そのように、事前に、知識的にも行動的にも、準備をすることによって、トラブルの無いガーデンのリフォームに望むことができます。
多くの人達は、ささいなリフォームでもトラブルを起こされ、大変な思いをしています。
自分が快適になるためのリフォームで、なぜ不便を抱えてしまわないといけないのでしょうか。
自分の利便性を高めるために依頼をしたのに、なぜ不便にさせられてしまわないといけないのでしょうか。
最後に
リフォームは高い買い物です。
ですが、非常にトラブルが多く起こってしまう事が多くあります。
リフォーム会社では、『トラブルは必ず起こるもの。
それを話し合いで収束させる事が、出来る社員として評価される』ということがあります。
リフォームのトラブルは確かに起こりますが、トラブルが起こることを前提に話をされたのでは、お客としてたまったものではありません。
最善は、トラブルを起こさないことです。
ですが、リフォーム会社の多くがトラブルを起こさない事に軸足を置かない以上、お客側がトラブルを起こさない先回りをする必要があります。
自分自身の大切なお金を使うことです。
ぜひ、以上のことを認識としてもって、トラブルの種を事前に潰していき、満足の行くリフォームをおこなって下さい。